断熱工法の違い

「外断熱工法」と「内断熱工法」

一般的な木造住宅の断熱の施工方法は大きく分けて「外断熱工法」と「内断熱工法」の2つあります。

充填断熱にするか外張断熱にするかは、施工性やコスト、さまざまな断熱材の中からどれを選ぶかにも関わり、適材適所で考えることが大切です。壁には充填断熱を採用し、基礎や屋根には外張断熱を採用するなど、住宅の部位によって使い分ける場合もあります。また最近では、充填断熱をした上で外張断熱を行うという「付加断熱」という方法も増えてきています。

当社はそれぞれの工法の長所短所を踏まえ、確実な施工を致します。

さて、どちらの工法が優れているのでしょうか?

ずばり、結論。

どちらも一長一短があるのでどちらかが優れているとか、どちらかが間違っている、という性格のものではないという事です。

どちらの工法であっても「正しくて、確かな知識をもとに、丁寧で確実な施工をすること」が大切であって、事実、どちらの工法であっても快適に暮らしている方はいっぱいいらっしゃいます。

断熱工法は風通や間取、日照、コスト、冷暖房設備をどうするかなどといった設計の中の一技術要素です。

求める家づくりによって必要な方法を選択すれば良いのであって、どちらの工法であっても、それぞれの長所短所を十分に踏まえ、問題のない計画・施工をすることが一番大切なのではないでしょうか。

▲当社の「外断熱工法」施工例

▲当社の「内断熱工法」施工例